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2021年に火災保険が値上がりする!?【損しない為に今しておくべき4つの事】

悩んでいる人
火災保険が値上がりするって本当ですか!?

 

こんな疑問に答えます。

 

モトキさん
こんにちは。宅建士のモトキです。私は10年ほど不動産会社を経営者、そして店舗の責任者として運営していました。このメディアでは、その知識と経験に基づく暮らしと不動産に役立つ情報を発信しています。少しでもあなたの役に立つ情報を見つけて頂ければ幸いです。

 

災害が増えている昨今、家と財産を守るための火災保険は重要度を増してきました。そんな中、火災保険の保険料が値上がりをするというニュースが報道されました。

 

きっとあなたも火災保険料の値上げについて気にしておられる事でしょう。

火災保険料は、必要な経費とはいえ、値上げとなればやはり家計に影響を与えてしまうので見過ごすわけにはいきませんよね。

この記事では、火災保険料の値上げについて分かりやすく解説し、保険料を抑えるために、値上げ前にしておくべき事を説明します。

 

この記事を読むと分かる事

  • 2021年1月に火災保険が値上げになる!
  • 火災保険がなぜ、どれくらい値上げになるのか
  • 値上げ前にしておくべき4つの事

 

火災保険が2021年1月に値上げになる!

  • 火災保険の保険料は、2019年から何度か値上げが続いていますが、2021年にさらに値上げされる事になりました。

 

モトキさん
以下のような報道がされました。

 

損害保険大手4社が、2021年1月から住宅向け火災保険料を全国平均で6~8%程度引き上げる方針を固めたことが8日、分かった。各地で自然災害が多発し、保険金の支払いが増加したため。大手の一斉値上げは19年10月以来となる。

出典:時事通信【火災保険料6~8%値上げ 自然災害多発で―大手損保】

 

さらに詳しく

今回の値上げは、2021年1月で、保険料を上げるのは、東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険などの大手損害保険会社です。

 

なぜ火災保険が値上げになるの?

  • 災害が頻発しているため保険金の支払いが増え、保険会社の収支を調整する必要があるからです。

 

悩んでいる人
そもそも、なんで火災保険が値上げになるんですか?
そうですね。値上げの一番の理由は、近年大規模な災害が頻発している事なんです。どういうことなのか少し解説しますね。
モトキさん

 

災害が発生すると、残念ながら何らかの被害を受けてしまう方がおられます。

例えば、台風の場合には、強風で屋根の瓦が飛んでしまったり、窓が割れてしまったりする事があります。大雨による洪水によって浸水し建物に損害が出てしまう場合もあります。

もしかしたら、あなたも何かの災害の被害を受けてしまった事があるかもしれません。

 

火災保険に入っていれば、災害によって生じた損害は補償されます。被害を受けた人は、保険会社から支払われる保険金によって建物を修理する事ができるようになっている訳です。

大規模な災害が発生すると保険金の支払いが増えますが、災害が頻発すると保険金の支払いがかさんで保険会社の収支が悪化してしまいます。

保険会社の経営状態が悪くなってしまうと、いざという時に保険が支払われないという最悪の事態になってしまうかもしれません。そのような事態を避けるために、保険会社は一定の水準になると火災保険料の見直しを行うのです。

 

モトキさん
報道によると、保険会社の支払う保険金の総額が2年連続で1兆円を超えたと言われています。

 

ココに注意

今回の保険料の値上げは2021年1月ですが、今後も災害が増加していく可能性が高いため、保険料の値上げも続く可能性が高いです。

 

どれくらい値上げになるの?

  • 保険料の値上げ幅は、地域や築年数によって異なります。

 

悩んでいる人
うちの保険料はどれくらい値上げになるのでしょうか?
具体的な値上げ額は、契約している保険会社に問い合わせる必要があります。保険会社は保険料を値上げするのに、「損害保険料率算出機構」という団体が発表している「参考純率」を基準にします。この指標を見れば、自分の家の保険料がどの程度値上げになるのかが分かります。
モトキさん

 

発表によると、「参考純率を平均で4.9%の引き上げる」となっていますが、この引き上げ率は契約条件によって異なってきます。例えば、都道府県、建物の構造、築年数などです。

 

改訂率の例【全ての築年数】

建物構造および都道府県の別に、全ての築年数の契約を平均した改定率です。

 

M構造 T構造 H構造
都道府県 改定率 都道府県 改定率 都道府県 改定率
三大都市圏 東京都 +1.4% 東京都 +4.9% 東京都 +0.1%
大阪府 +8.9% 大阪府 +16.6% 大阪府 +14.9%
愛知県 +4.2% 愛知県 +11.0% 愛知県 +10.9%
最大 熊本県 +24.1% 宮崎県 +24.7% 熊本県 +31.3%
最小 静岡県 ▲3.8% 福岡県 ▲6.8% 福岡県 ▲15.9%

※保険金額を建物2,000万円、家財1,000万円とした場合を例にした場合の改訂率

  • M構造:耐火構造(鉄筋コンクリート造などの共同住宅)
  • T構造:M構造以外の耐火構造の建物、準耐火構造(鉄骨造等)の建物
  • H構造:M、T構造以外(木造等)の建物

 

出典:損害保険料率算出機構【火災保険参考純率改定のご案内】

 

ココがポイント

このように、「参考純率」は全国的に引き上げられていますが、特に災害が多く発生した熊本県などは引き上げ率が大きくなっている事が分かります。これらの地域では、実際の保険料もかなり値上げになる可能性が高いです。

 

改定率の例【築10年以上】

上記の表は、全ての築年数の家を平均した値ですが、築年数によって値上げの利率が異なります。

築10年以上の家は災害に対するリスクがより高いため、利率がもっと上がります。

 

M構造 T構造 H構造
都道府県 改定率 都道府県 改定率 都道府県 改定率
三大都市圏 東京都 +6.3% 東京都 +9.6% 東京都 +1.9%
大阪府 +14.1% 大阪府 +21.7% 大阪府 +17.3%
愛知県 +9.2% 愛知県 +18.1% 愛知県 +15.4%
最大 熊本県 +30.3% 宮崎県 +34.1% 熊本県 +35.0%
最小 静岡県 +0.8% 福岡県 ▲0.8% 福岡県 ▲13.9%

※保険金額を建物2,000万円、家財1,000万円とした場合を例にした場合の改訂率

 

ココに注意

築年数によっては、値上がり率がかなり高くなる可能性があります。

 

改定率の例【築年数5年未満】

築年数が浅い新しい家は、築年数が経過した家に比べて災害に対するリスクが少ないという実態があります。

それで、こうしたリスクの格差を保険料に反映するために築浅住宅には新たに割引が適用される事になりました。

 

M構造 T構造 H構造
都道府県 改定率 都道府県 改定率 都道府県 改定率
三大都市圏 東京都 ▲18.1% 東京都 ▲8.7% 東京都 ▲13.2%
大阪府 ▲13.1% 大阪府 +0.1% 大阪府 ▲2.0%
愛知県 ▲17.6% 愛知県 ▲3.4% 愛知県 ▲4.2%
最大 熊本県 +1.4% 宮崎県 +10.2% 熊本県 +10.1%
最小 静岡県 ▲23.4% 福岡県 ▲19.2% 静岡県 ▲29.4%

※保険金額を建物2,000万円、家財1,000万円とした場合を例にした場合の改訂率

 

ココがポイント

築年数が5年未満の家など、築が浅い家は値上げではなく割引になる可能性があります。

 

火災保険の値上げは契約する際に適用される

保険料が値上がりすると言っても、すでに契約している保険料が急に上がるという事ではありません。

つまり、現在長期の保険に入っているのであれば、契約時の料率が適用されているので、今すぐに保険料が値上がりする訳ではなく、2021年1月以降に開始となる保険契約に値上げ後の利率が適用されるという事になります。

 

こんな方は要注意!値上げで損をしてしまう可能性あり

それで、こんな人は値上げ前に火災保険を再度確認することをお勧めします。

 

  • 現在長期の火災保険に入っていない
  • 火災保険の更新日が間近である
  • 補償内容をよく確認せずに火災保険を契約してしまった

 

モトキさん
このような状況に当てはまる方は、値上げ前にいくつかの事を行えば火災保険料を安く抑える事ができます。

 

火災保険が値上がりする前にすべき4つの事

2021年1月以降、ほとんどのエリアで火災保険が値上がりする見通しです。

ここからは値上げ前にするべき事を4つ解説していきます。少しの手間で保険料を安く抑える事ができますよ。

 

  1. 現在の保険契約の内容を確認
  2. 不要な補償がないか見直す
  3. 自己負担額を設定する
  4. 値上げ前に長期契約をする

 

モトキさん
それでは一つずつ見ていきましょう。

 

 

① 現在の保険契約の内容を確認

保険料は住んでいる地域や家の構造、そして築年数によって異なってきます。

それで、まず最初にするべきことは、自分の家の保険料が2021年以降に保険料が上がるのか、そしてどれくらい上がる可能性があるのかを確認する事です。

 

ココがポイント

保険料の値上がり率について、現在契約している保険会社に問い合わせをして見ましょう。

 

② 不要な補償がないか見直す

現在の契約内容に不要な点がないかを確認しましょう。

 

例えばマンションの3階以上に住んでいるのに水災の補償をつけていたりする場合があります。水災は床上の浸水、または地盤面から45cm以上浸水した場合のことを言うので、マンションの上層階の場合にはほとんど可能性がなく不要です。

 

さらに詳しく

逆に、マンションの一階部分や戸建の場合で水災の補償をつけていない場合には、再度見直しをしてみる事をお勧めします。

 

③ 自己負担額を設定する

火災保険で「自己負担額」を設定すると、保険料を安くする事ができます。

 

自己負担額とは?

例えば、災害により60万円の損害が発生したとします。自己負担額を5万円と設定していた場合、払われる保険金は55万円までで、残りの5万円は自己負担になります。

 

 

④ 値上げ前に長期契約をする

現在の保険契約が短期の契約の場合、2021年1月の値上げ前に長期の保険契約をしてしまえば、値上げ前の保険料が長期で適用される事になります。火災保険は、最長10年の契約ができるので、値上げ前に長期で契約をしてしまえば、最長10年間は保険料が上がることがなくなります。

 

保険料の値上げが見込まれる場合で、今加入している火災保険が短期だったり更新間近と言う場合には、新たに長期の保険契約をし直す事を検討しましょう。

 

さらに詳しく

火災保険の契約期間が残っていても、解約して新たに条件の良い保険会社と契約できます。

解約するともったいないと思われるかもしれませんが、未経過分の保険料は払戻しされるのでそれほど気にすることはありません。

 

モトキさん
少しの手間で、将来の保険料を安く抑えられるのであれば、一考してみる価値があるのではないでしょうか?

 

保険の見直しには無料の一括見積もりが便利

保険の見直しをすると言っても、いろんな保険会社に問い合わせして見積を比較するのは、なかなか手間がかかりますよね。

そこでおすすめなのが、ネットで完結できる火災保険の一括見積サービスです。

 

火災保険の一括査定でおすすめのサービスは、「保険の窓口インズウェブ」です。このサイトは、大手のSBIホールディングスが運営しており、すでに10万人以上の方が利用しているという実績があります。

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モトキさん
無料で利用できるので「どれくらい安くなるのかな?」と言うような軽い気持ちで使ってみて下さい。

 

まとめ

  • 火災保険は2021年1月に値上げになる
  • 保険料は全国平均で6から8%上がる
  • 地域と築年数によってはさらに上がる可能性もある
  • 今のうちに契約内容を見直し、長期契約がおすすめ

 

火災保険には様々なプランがあって、検討するのも大変なため、保険会社や不動産業者に勧められるままの内容で契約している方も多いかもしれませんね。

これを機に火災保険を見直してみてはいかがでしょうか?

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