この記事を読むと分かる事
- 不動産一括査定サイトを使うメリット・デメリットがわかります
- 不動産一括査定サイトの使い方のコツがわかるようになります
- あなたにぴったりの不動産査定サイトが選べるようになります
- 不動産査定サイトに関する色々な疑問にも答えます
目次
こんにちは。元不動産屋店長で宅建士のモトキです。
今まで不動産屋さんの店長として数多くの不動産売却に関わらせていただきました。
不動産を売却する理由は人それぞれ違います。
全ての取引に理由があり、また人生のドラマがあります。
不動産を売るということ、特に家族が暮らしていたマイホームや大切な財産を売るということは、人生の中で大変大きな出来事です。
ですから、誰しも失敗したくない、損をしたくない、気持ちよく取引をしたい、と考えるものです。
失敗しない不動産売却をするためのコツとは?
不動産の売却なんて人生の中でそう何度も経験することではありません。
それで、こんな心配をする方が多いかと思います。
どこに売却を頼んだらいいんだろう?
どうやって不動産会社を選んだら良いの?
騙されて安く売られてしまうんじゃないか?
残念ながらこのような心配をするのも当然だと思っています。
私は不動産業界に長くいたのでよく分かるのですが、業者の中には、お客さんを少しぐらい騙しても構わない、と考えている者も実際にいるからです。
もし、そんな不誠実な不動産会社に売却を依頼してしまったら、あなたよりも彼らの利益になるように取引が進められる事になってしまうでしょう。
でも、誠実で熱意のある営業マンもたくさんいます。
私も今までたくさんの営業マンや不動産会社を見てきましたが、大手にも中小の不動産会社にもそのような魅力的な人たちがいます。
そのような不動産会社と営業マンと巡り会えれば、あなたの不動産売却はぐっと成功に近ずくと行っても過言ではありません。
ぜひ、信頼できる不動産会社と誠実な営業マンを見極めて下さい。
ココがポイント
不動産売却を成功させるためには、信頼できる不動産会社と営業マンを探すことが大切です!
もう一つ失敗しない不動産売却のためにとても大切なことがあります。
あなた自身も相場や取引の基礎知識を持つということです。
営業マンに任せきりにせずに基礎的な知識を頭に入れておくが大切です。
不動産の勉強なんてめんどくさそうだししたくないなぁと思われるかもしれません。
でもそんなに難しいことはありませんので安心してください。
不動産取引についての基礎知識はこのサイトで説明している内容で十分です。
次に相場を知るということですが、この記事で説明する不動産一括査定サイトを利用するという方法で簡単にできます。
では、ここから一括サイトとは何かについて少し説明していきます。
ココがポイント
不動産の相場を知るためには一括査定サイトがお勧めです!
不動産一括査定サイトとは?
ひと昔前でしたら、不動産の売却をしようと思ったら不動産会社に電話をかけたり、直接訪問したりして査定の依頼をする必要がありました。
初めて訪問した不動産会社であれよあれよというまに売却の依頼を申し込んでしまい、まあこんなもんかと何となく納得するケースが多かったのではないでしょうか。
でも今は、病院に行ってもセカンドオピニオンといって他の医者にも意見を聞く事が普通に行われる時代です。
家のリフォームでも、車の売却でも数社に見積りを取るのが普通の事になりました。
不動産の売却査定はどうでしょうか?
不動産会社を何件も回って打ち合わせをするのは考えただけでも大変だと思います。
不動産会社を一社訪問するだけでも、初めてではなかなか緊張するものです。
まして何社も訪問するなんて手間も時間もかかりますし、きっと各社から感じるプレッシャーも半端ではないと思います。
それで、「不動産一括査定サイト」です。
この「不動産一括査定サイト」は一度に複数の不動産会社に査定依頼を出せるという非常に便利なWebサービスです。
最近ではたくさんの人がこのサービスを利用して複数の不動産会社にまとめて査定依頼をするようになっています。
ここまで聞くと、査定サイトを使うのは何だかメリットばかりのように思えますが、当然ながらデメリットもあります。
ここから「不動産一括査定サイト」を使うメリットとデメリットを説明していきます。
メリット、デメリットをよく考えた上で利用してみるかどうかを判断していただければと思います。
不動産一括査定サイトを使うメリットとは?
1.全て無料で利用できる
一括査定サイト利用しても利用者に費用がかかることは一切ありません。
完全無料で査定金額を知ることができます。費用の心配を全くせずに利用する事ができ安心です。
さらに詳しく
なぜ完全無料で運営できるの?
それは不動産会社から紹介料をもらって運営費をまかなっているので、一括サイトを利用する人からは一切お金をもらわなくても運営できる仕組みになっています。ですから、完全無料でも安心して利用できます。
2.複数の不動産会社の査定価格を比較する事ができるので正しい相場が分かる
一括査定サイトを使えば同時に複数の不動産会社に、しかも家から一歩も出ずに査定依頼をする事ができます。
もし、実際に何件も不動産会社を訪問したとしたら、各社の査定内容を全て冷静に分析し判断をするのは難しいと思います。
一括査定ならば、全ての会社からの査定金額が出揃うのを余裕を持って待つ事ができます。
それぞれの会社がそれぞれの根拠で査定金額を提示してきてくれます。
複数の査定金額を並べれば、おおよその適正価格がわかってきます。その査定金額の平均値が、大体の相場価格と思って大丈夫です。
さらに詳しく
査定価格とは?
不動産会社が提示する査定価格とは、その不動産がおおむね三ヶ月以内に売れるであろうとその不動産会社が考える価格です。
3.自分の不動産売却に最適な不動産会社・営業マンを見つける事ができる
査定依頼をしたら各不動産会社の営業マンが査定価格の提出と、より高くそして早く売るための提案をしてくれる事でしょう。
ぜひ、各社の提案をよく比較してください。
何度も繰り返しますが、
良い不動産会社の良い営業マンを見極める事が失敗しない不動産売却のカギです。
査定サイト経由でを査定依頼をした時点で、営業マンは自分が他社の営業マンと比べられていることを理解しています。
また、会ったからといって必ず売却依頼をされるわけではない事も分かっています。
出来るだけ各不動産会社の営業マンに実際に会ってみて話を聞いてください。
そして、遠慮なく疑問に思っている事や不安をぶつけてみて下さい。
どんな根拠でその査定金額を出したのか?
どんな販売戦略を持っているのか?
と、ぜひ質問してみて下さい。
優秀な営業マンなら納得のいく答えを持っているはずです。
それぞれの話をよく聞いた上で良い不動産会社と営業マンを見極めて下さい。これも複数の不動産会社に一括で査定依頼をするメリットです。
4.悪質な不動産会社に依頼しないで済む
一括査定サイトを使えば、安く不動産を売却させようとするような悪質な不動産会社に依頼せずにすみます。
査定サイトにはどんな不動産会社でも登録できるわけではないので、評判の悪い悪徳業者は基本的にいません。
また、査定サイトはお客さんからクレームがたくさん入ってくるような会社を排除するように努めています。
さらに、これは上記2のメリットと関係するのですが、一括査定をすると不動産会社は他社にも同様に査定依頼が入っている事を意識して査定をします。つまり適当な金額を出せないわけです。きちんと相場と市場の動向を踏まえた査定金額を提示してくれます。
不動産一括査定サイトを使うデメリットは?
次に不動産一括査定サイトを使う際のデメリットを説明します。
1. 一括査定サイトに登録していない業者には頼めない
一括査定サイトに登録していない不動産会社もあります。当たり前ですが、一括査定サイトを通してその様な不動産会社には査定を依頼できません。
一括査定サイトに登録していない業者で、地元で強い業者、またはあなたが特に気になる業者があってその業者に査定を依頼したい場合、直接問い合わせをする必要があります。
その際にも、一括査定サイトで事前に査定を取っておき、正確な相場を知った上で、その業者と商談をすることをお勧めします。これも一つの査定サイトの賢い使い方と言えます。
2.不動産会社からの営業を受ける
査定サイトを使って査定依頼をすると各不動産会社が営業活動を開始します。
各不動産会社の営業マンは、なんとか自社に売却を依頼してもらえないかと、電話やメール、訪問などの営業活動をします。
不動産売却を成功させる為にはそのような営業活動のできる営業マンが必要です。営業力のない営業マンには不動産売却を任せたくはありません。
でも、実際に不動産を売却するのはまだ先のことだったり、今は相場を知りたいだけという場合もあることでしょう。
もしそうなら、あまり電話や訪問営業をされたくないと思うかもしれません。
そうであれば、その旨をコメント欄に記入しておきましょう。
「電話連絡は不要です。連絡はメールのみでお願いします。」と記載すればほとんどの会社は尊重してくれるはずです。
不動産一括査定サイトを上手に使うコツ
1.最初は机上査定から利用しましょう。
不動産の査定には机上査定と訪問査定があります。
机上査定とは、一括査定サイトに入力した情報を元に概算の査定金額を机上で算出する方法です。
訪問査定とは、実際に不動産会社の営業マンが現地を確認した上でさらに精度の高い金額を提出する方法です。
まず最初は机上の査定で価格を出してもらうようにしましょう。
机上査定でより正確な金額を知るために、査定サイトに情報を入力する際には、物件の㎡数や築年数など、出来るだけ正確に記入するようにしましょう。
机上査定の段階では5社ぐらいに依頼すると良いと思います。
その後、その中から3社ほどに絞って訪問査定を依頼しましょう。
2.査定金額に飛びつかないようにしましょう。
意外に誤解されることが多いのですが、不動産業者が算出する査定価格はその不動産の価値を表すものではありません。
不動産会社は物件の査定をするときに、査定不動産と近隣の不動産とを比較します。
近い条件の不動産の過去の販売事例、現在の市場の状況、路線価などを比較検討して査定価格を算出します。
不動産会社が提示する査定価格はあくまで「この価格であれば三ヶ月以内に売れると思いますよ」という提案の価格です。
ですから、高い金額を提示した不動産会社がその価格で必ず売却できるというわけではありません。
査定サイトに限らず、売却の依頼を受ける為に相場より高い金額を提示する不動産業者も存在しますが、そのような業者は誠実ではありません。
ですから、査定金額の高い安いだけで絶対に依頼する不動産会社を決めないでください。
これは非常に重要です。
相場より高く売りに出したが為に、結果として必要以上に値下げしなければ売れなくなる事もあります。
また不動産会社の言うことを鵜呑みにして、相場よりも安すぎる価格で売りに出してしまい、損してしまうケースもあります。
ですから、査定の価格よりももっと重要なのは不動産会社と営業マンの資質であり、売却の戦略です。
不動産会社の提案と説明をよく聞いて、信頼できる良い営業マンに依頼するようにして下さい。
3.媒介契約は全ての会社の査定を比べてからにしましょう。
机上査定の後は絞り込んだ不動産会社に訪問査定を依頼し、その後、選んだ不動産会社と媒介契約を結ぶというのが、売却活動を始めるまでの大まかな流れです。
媒介契約とは、不動産会社と売主が結ぶ契約で、これから不動産の売却活動をあなたに依頼しますよ、と言う約束です。
時々、せっかく複数の会社に査定依頼をしているのに最初に家に来た業者に押し切られて媒介依頼を結んでしまう方がおられます。
色々な事情はあるかと思いますが、それだとせっかく数社に査定をしてもらう意味があまりなくなってしまいます。
全ての業者と会って話を聞いた後に媒介契約を結ぶ不動産会社を結ぶようにしましょう。
不動産会社の営業マンにも数社の話を聞いてからお願いする不動産会社を決めたい、と初めから伝えておけば問題ありません。
媒介契約は一般媒介より専属専任媒介がおすすめ。
先ほどお話しした媒介契約ですが、3種類の媒介契約があります。一般媒介契約、専任媒介契約、専属専任媒介契約です。
大まかな違いを表にして説明します。
専属専任媒介契約 | 専任媒介契約 | 一般媒介契約 | |
他社へ重ねて仲介依頼 | × | × | ○ |
自分で探した相手と直接売買契約 | × | ○ | ○ |
媒介契約の有効期間 | 三ヶ月以内 | 三ヶ月以内 | なし(通常三ヶ月ごと) |
指定流通機構(レインズ)への登録 | 媒介契約締結から5日以内 | 媒介契約締結から7日以内 | 義務なし |
業務処理状況の報告義務 | 一週間に一回以上 | 二週間に一回以上 | 義務なし |
どの契約形態を選ぶべきかは、物件や地域、市況にもよるのですが、私は個人的に専属専任媒介契約をお勧めします。
一般媒介契約を進めているサイトも多いですが、信頼できる不動産会社と専属専任媒介契約を結ぶのがベストだと思っています。
多くのサイトが一般媒介契約を勧めるのは、一般媒介契約だと業者同士が競争するので良い条件で売れやすい、業者の囲い込みを避けることができる、というのが主な理由だと思います。
でも私の経験上、一般媒介契約によって必ずしも健全な競争が起こるわけではありません。むしろあまり広告活動を熱心に行わなくなったり、最悪の場合、業者同士が足を引っ張り合ったりして大切な買い手を逃してしまう場合もあります。
査定サイトを使って相場を理解した上で販売価格をきちんと設定をする事、業者に任せっきりにせずきちんと販売状況の報告をしてもらっていれば専属専任媒介契約でも囲い込みのような状況はほぼ防げます。
物件によっては一般媒介契約が良い場合もありますが、通常の不動産ならば、あくまで信頼できる業者を見極めてというのが大前提ですが、私がお勧めするのは専属専任媒介契約です。
専属専任契約を結んで販売活動をした上で、もし三ヶ月間で売れなければ必ず契約を見直します。
理由や販売活動の内容に納得できるようであればそのまま依頼しても良いですし、もし問題があればそこで一般媒介契約に切り替えて良いと思います。
万が一信頼できる業者が見つからない場合は一般媒介契約で数社に依頼して様子を見ても良いでしょう。
ちなみに、不動産会社が一番欲しい媒介契約は「専任媒介契約」です。売主への報告義務が二週間に一度ですし、一般媒介契約と違って他社を気にせずに販売活動ができるからです。
でも売主の立場からすれば、専属専任媒介契約で、一週間に一度きちんと業務の報告をさせた方が良いでしょう。
4.査定サイトを複数利用する場合は査定依頼が重複しないように注意しましょう。
査定サイトを複数利用する際には、複数のサイトに参加している不動産会社に重複してそれぞれのサイトから査定依頼が入ってしまう可能性があります。
不動産会社にとっても、また売主にとっても労力の無駄になってしまうので重複を避けるようにしましょう。また不動産会社にとってはあまり気持ちの良いものではありません。
他の査定サイトで依頼した不動産会社が選択肢に出てきたら、必ず依頼対象から外すようにしましょう。
(どの査定サイトも依頼先を選べるようになっています。)
簡単に複数の不動産会社に依頼できるので、意外とどの会社に依頼したかわからなくなってしまう場合もあります。
それで少し面倒でもメモを取るなどして査定依頼を出した不動産会社を覚えておくようにしましょう。
お勧め不動産一括査定サイト6選
NO.1【すまいValue】
おすすめ度: | |
対応地域: | 全国 |
参加不動産会社数: | 大手6社 |
最大査定依頼数: | 6社 |
【すまいValue】のお勧めポイント:
不動産業者大手の6社(野村不動産、住友不動産販売、三井のリハウス、三菱地所、小田急不動産、東急リバブル)が運営する査定サイトです。6社のみの査定サイトですが、この大手6社の市場シェアは大きいため、使ってみるメリット大です。
特に都市部では必須とも言える査定サイトです。
大手に依頼するのはやはり安心感があります。ただし地域や物件によっては大手より強い不動産会社があるので、他の査定サイトと併用して利用することをお勧めします。
査定の方法は訪問査定か机上査定とを選択することが出来ます。
NO.2【LIFULL HOME'S】
おすすめ度: | |
対応地域: | 全国 |
参加不動産会社数: | 1,700社 |
最大査定依頼数: | 10社 |
【LIFULL HOME'S】のお勧めポイント:
日本最大級の不動産情報サイトで実績のあるLIFULL HOME'Sが運営している売却査定サイトです。LIFULL HOME'Sは信頼と実績のある有名なサイトなので、賃貸や売買物件探しでも利用した事があるかもしれません。売却一括査定のサイトとしての累計利用者数はイエウールに劣りますが、今後利用者数も伸びてくるはずです。
不動産の種類、エリアを問わず幅広い物件の査定に利用できます。LIFULL HOME'Sは上場企業が運営しているため個人情報と取り扱いなど徹底しており安心です。
また、相性の良い不動産会社を選ぶ、ということを重視しており、査定依頼をする不動産会社の特徴や強みなどがわかる情報も提供しています。
さらに不動産会社からの連絡方法をメールに指定することが出来ます。電話営業が苦手、と言う方には嬉しいサービスです。
机上査定を希望する際は、その旨を備考欄に記入しましょう。
NO.3【イエウール】
おすすめ度: | |
対応地域: | 全国 |
参加不動産会社数 | 1,600社 |
最大査定依頼数 | 6社 |
【イエウール】のお勧めポイント:
提携している不動産会社数が多く日本全国、様々な不動産に対応できます。累計利用者数1,000万人以上と多くユーザーに選ばれたNO.1一括査定サイトです。
利用者からクレームのあった不動産会社を排除するなど、優良な不動産会社の紹介にも務めています。大手から中堅や地場の不動産会社まで様々なタイプの不動産会社に一括して査定依頼をする事ができます。
都市部でも地方でもぜひ利用したいサイトです。訪問査定と机上査定とを選択して査定依頼をすることが出来ます。
NO.4【イエイ】
おすすめ度: | |
対応地域: | 全国 |
参加不動産会社: | 1,700社 |
最大査定依頼数: | 6社 |
【イエイ】のお勧めポイント:
大手から地域密着の不動産会社まで全国1,700以上が参加しています。10年以上運営している老舗査定サイトです。
訪問査定と机上査定とを選択して依頼することが出来ます。
さらに仲介価格と買取価格を選択して査定する事が可能です。
不動産会社にお断りの連絡を代行してくれる「お断り代行サービス」があります。断るのが苦手という方には嬉しいサービスです。
マンションの売却査定におすすめのサイト
【マンションナビ】
おすすめ度: | |
対応地域: | 全国 |
参加不動産会社: | 全国2,500店舗 |
最大査定依頼数: | 9社 |
【マンションナビ】のおすすめポイント:
マンションの売却査定に特化したサービスです。依頼できる不動産会社が多いため、売却により適した不動産会社を見つけることが出来ます。入力の方法もよく考えられておりシンプルで簡単に査定依頼をすることが出来ます。
マンションの売却を検討しているなら、必ず使いたいサイトです。
買取と売買仲介、賃貸でも査定ができます。
机上での査定を希望の際は、査定会社への要望欄にその旨を記載すると良いでしょう。
少し複雑な物件の売却査定におすすめなサイト
【いえカツLIFE】
おすすめ度 | |
対応地域 | 1都3県(東京・千葉・神奈川・埼玉) |
【いえかつLIFE】のお勧めポイント:
通常より複雑な物件の売却査定なら【いえかつLIFE】をお勧めします。
相続や離婚、ローンなどの諸事情で通常より処理が難しい物件、再建築不可物件や瑕疵物件、共有持分があるため、売却には権利の調整が必要な物件など、通常より専門知識と経験が必要になる物件を一括で査定できます。
経験の無い不動産会社ではなかなか売却が難しい不動産でも、専門知識を持った業者が対応してくれます。
仲介、買取、リースバックなど状況に合わせた様々な方法を提案してもらえます。
また無料の法律相談窓口など、頼もしいサービスも提供しているのでぜひ活用してみましょう。
おすすめの不動産一括査定サイト一覧
サイト名 | すまいValue | イエウール | LIFULL HOME'S | イエイ | マンションナビ | いえかつLIFE |
おすすめ度 | ||||||
運営会社 | 不動産大手6社 | 株式会社Speee | 株式会社LIFULL | セカイエ株式会社 | マンションリサーチ株式会社 | 株式会社サムライ・アドウェイズ |
運営歴 | 2016年から | 2014年から | 2008年から | 2008年から | 2011年から | 2012年から |
参加不動産会社数 | 6社 | 1,600社 | 1,700社 | 1,700社 | 2,500店舗 | 不明 |
対応地域 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 東京・千葉・神奈川・埼玉 |
最大一括査定数 | 6社 | 6社 | 10社 | 6社 | 9社 | 選択不可 |
査定可能な不動産 | 土地・マンション・一戸建・一棟ビル・アパート | 土地・マンション・一戸建・一棟ビル、アパート・区分収益マンション、ビル・店舗・工場・農地 | 土地・マンション・一戸建・倉庫・工場・投資物件(一棟、区分) | 土地・マンション・一戸建・ビル区分・マンション、アパート、ビル一棟・工場・倉庫・店舗・事務所・農地・畑・田んぼ・山林 | マンション | 土地・マンション・一戸建・一棟アパート、マンション、ビル・投資マンション・区分ビル・店舗・工場・倉庫・農地・再建築不可物件・借地権・底地 |
強み | 大手不動産会社にまとめて査定依頼を出せる。 | 全国の不動産会社が参加しており利用者数も多い人気の査定サイト。対応できる不動産の種類も豊富。 | 東証一部上場企業が運営しているので安心。不動産ポータルサイトとしては20年以上の歴史がある。 | 10年以上の運営実績がある。悪徳業者排除に積極的に取り組んでいる。サポートが充実している。 | マンションに特化した査定サービス。売買だけでなく賃貸の相場も査定できる。 | 売却が少し難しいような物件や相続や離婚、借金などで権利関係が複雑な物件でも相談可能。 |
弱み | 大手不動産会社が弱い地域や地方だと査定できる会社が無い事もある。 | 査定サイトのサポートが少ない。 | 特になし | 特になし | 弱みでは無いがマンション以外は査定不可。 | 現時点では全国対応では無い。 |
不動産一括査定サイトは併用して使うのがおすすめです。
この記事で紹介している一括査定サイトはどれもおすすめ出来るサービスです。
でもお住いの地域や売りたい不動産の種類によって選ぶべき査定サイトも変わってきます。
また各サイトには強みもあれば弱みもあります。
それで、いくつかの査定サイトを組み合わせて使うことによって、より正確な査定価格を知り、優良な不動産会社と出会える確率が高まります。
おすすめの組み合わせ方をいくつかご紹介しますので参考にして頂ければと思います。
都市部の不動産: すまいValue + イエウール または LIFULL HOME'S
人口の少ない場所: LIFULL HOME'S + イエウール または イエイ
マンション: 上記に加えて「マンションナビ」
複雑な物件: 上記に加えて「いえかつLIFE」
こんな感じの併用がおすすめです。
実際に査定サイトで入力していくと依頼できる業者が出てくるのですが、
たくさん業者が選択できる地域や物件とそうでない場合もあるので、状況に応じて併用するサイトを使い分けて頂ければと思います。
一括査定Q &A
57才女性
一括査定サイトって本当に無料なの?
64才男性
机上査定と訪問査定はどちらを選べば良いですか?
ただ、状況によっては最初から訪問査定を依頼しても良いと思っています。
例えば、売却の予定と目的がはっきりしていて、それほど時間がない場合などです。また、査定依頼をできる業者が1社しかないなど限られる地域では机上の査定を挟まずに最初から訪問査定を依頼しても良いと思います。
62代女性
査定依頼をするとすぐに不動産会社から連絡が来ますか?
39才女性
あまり電話営業などをして欲しくないのですが。
57才男性
査定することを家族に知られたくないのですが。
48才女性
まだすぐに売るわけではく、価格だけ知りたいのですが。
まとめ
- 一括査定サイトを使えば相場の把握と信頼できる不動産会社選定が簡単にできる
- 一括査定は机上査定から始める
- 査定価格はあくまで提案。価格だけでで業者を決めない
- 信頼できる業者と専属専任契約を結ぶのがベスト
- 地域や物件の種類によって査定サイトは併用するのが正解
査定サイトを賢く使えば不動産売却を成功させることが出来ます。
ぜひこの記事を参考にして一括査定サイトを上手に選んでください。
皆さんの不動産売却の成功を心より願っています。