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大和ハウスのリースバックってどうなの?【リースバックの仕組みと選び方も解説】

悩んでいる人
大和ハウスのリースバックってどうなの?どんなサービス?

 

こんな疑問に答えます。

 

この記事を読むと分かる事

  • 大和ハウスのリースバックとはどんなサービスかが分かります
  • リースバックを扱っている業者が分かります
  • リースバックの仕組みと選ぶ時のポイントが分かります

 

モトキさん
この記事を書いているモトキは、不動産会社を10年ほど運営していました。このメディアでは、その知識と経験に基づいた暮らしと不動産に役立つ情報を発信しています。

 

大和ハウスは、言わずと知れた住宅と不動産の総合メーカーです。

大和ハウスといえば、良質な注文住宅や賃貸住宅(D-room)を作っているというイメージがありますね。

この記事では、そんな大和ハウスのリースバックについて解説します。

 

大和ハウスのリースバックはどんなもの?

大和ハウスのリースバックは、主に法人向けです。

大和ハウスは、企業などが所有している商業用不動産の活用方法としてセール・アンド・リースバックを行っています。

それで大和ハウスのリースバックは、個人のマイホーム向けのリースバックではありません。

 

リースバックとは?

所有している不動産を売却した後もそのまま賃貸して継続利用するのが、セール・アンド・リースバック、いわゆるリースバックです。

 

ココがポイント

大和ハウスのリースバックは、個人向けではなく、企業の保有する不動産を有効活用する一つの方法として行うものです。

 

今個人向けのリースバックを扱う業者は増えている

リースバックはもともと、大和ハウスが行っているようなビジネスの世界で利用されてきた手法でした。

 

例えば、企業の本社のビルなど、それ自体からは収益を生まないような不動産を売却して資金に変える事で、資産を有効に活用しつつ、売ったビルを賃貸で借りて継続して利用し続けるというような方法です。

 

モトキさん
最近では、ハウスドゥ!の「ハウス・リースバック」をはじめ、いろいろな会社が、マイホームをリースバックするサービスを始めています。

 

リースバックの仕組み

個人向けのリースバックの仕組みは、マイホームを売却し、売却したマイホームを賃貸で借りるというものです。

 

step
1
マイホームを売却する

 

 

step
2
売却したマイホームを賃貸で借りる

 

 

 

主な個人向けのリースバック業者

  • ハウスドゥ!
  • センチュリー21
  • セゾンファンデッククス
  • インテリックス 

 

モトキさん
同じリースバックでも、それぞれの業者に、それぞれの特徴があります。主な特徴をまとめます。

 

主なリースバック業者の比較

サービス名称 ハウスリースバック 売っても住めるんだワン セゾンのリースバック あんばい
会社 株式会社ハウスドゥ センチュリー21 株式会社セゾンファンデックス 株式会社インテリックス
取り扱いエリア
全国対応 全国対応(一部対応不可) 全国対応 全国の都市圏
取り扱い不動産
戸建・マンション・事業用 戸建・マンション・事業用 戸建・マンション・事業用 戸建・マンション・事業用
買取スピード
最短5日・平均40日 半月から1ヶ月 最短2週間 半月から1ヶ月
リース契約の内容
長期・短期・普通賃貸借 定期借家契約(再契約可能) 家賃は低額設定 定期借家契約(再契約可能)
買い戻し × ×
事前に価格を買い戻し価格を設定 設定なし 可能 設定なし
会社信頼度
東証一部上場 買取は別企業 セゾングループ 東証一部上場

 

モトキさん
2020年6月現在、大和ハウスは一般住宅向けのリースバックを行っていません。でもリースバックを取り扱う業者は年々増えているので、もしかしたら今後扱う事はあるかもしれません。大和ハウスの住宅専門のリースバックなら需要がありそうですね。

 

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リースバックを選ぶ時の6つのポイント

 

モトキさん
リースバックを選ぶときは、次の6つのポイントを比べて選ぶようにしましょう。

 

  1. 業者の信頼性
  2. 買取価格
  3. 賃貸の家賃
  4. 賃貸契約の種類
  5. 賃貸の契約の期間
  6. 買い戻し契約の可否

 

1.業者の信頼性

信頼できる業者のリースバックを利用するようにしましょう。リースバックをすると家を売却して終わりではなく、その後も賃貸契約で長く付き合う事になります。

経営基盤の弱い会社や、信頼度の低い会社と契約してしまうと、その会社が倒産してしまい、家が転売されて貸主が変わってしまう可能性があります。

もし転売されたとしても、基本的には賃貸の契約は引き継がれますが、借主としては、新オーナーを選ぶ事ができません。今までと同じ信頼関係が築けるかどうか、契約内容を全て引き継いでもらえるかどうかはわかりません。

 

モトキさん
安心して住み続けるためには、初めから信頼できる業績の安定した業者と契約した方が、面倒やリスクが少なくて済みます。

 

2.買取価格

リースバックを利用する際は、やはり買取価格は大切です。業者によって買取の価格は異なってくるので、いくつかの業者の査定をとって比べるようにしましょう。

 

ココがポイント

ただ比べるだけで、数十万円から百万円単位で得する可能性もあるので、必ず複数の業者を比較しましょう。

 

3.賃貸の家賃

リースバックを利用する場合、買取価格だけではなく、家賃にも注意する必要があります。特に、長くリースバックで住む予定の場合には、家賃は重要になります。リースバックの家賃は、基本的に買取価格の影響を受けます。

 

ココがポイント

出来るだけ、買取価格と家賃のバランスの良い業者を選ぶようにしましょう。

 

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4.賃貸契約の種類

リースバックのリース契約には、いくつか種類があります。主な契約形態は、「普通賃貸借契約」と「定期借家契約」です。

それぞれの契約には特徴があり、向いている人が異なりますので、契約するリースバックの業者がどんな種類の賃貸契約を用意しているかを必ず確認するようにしましょう。

 

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5.賃貸契約の期間

賃貸の契約種類とも関係しますが、賃貸で住む期間に制限があるかどうかも確認するべきポイントです。

リースバックで長期に住み続けたい人はこの点をきちんと理解しておきましょう。

 

さらに詳しく

業者によっては、2年程度の「定期借家契約」しか結ばないところもあります。「定期借家契約」は、原則として契約期間が満了すると契約は終了してしまいます。「定期借家契約」でも、再契約する事ができる場合もありますが、更新ではなく、再契約なので、条件が変わる可能性もあれば、確実に契約できるという保証がある訳でもありません。

 

6.買い戻し契約の可否

リースバック業者の中には、将来買い戻しができるという約束を結べる業者があります。

先祖伝来の土地や思い入れのある家など、一時的に手放さなければいけなくなったとしても、将来的には取り戻したいと考える事もあります。

そのような場合は、買い戻しの約束ができるリースバック業者と契約をする必要があります。

 

さらに詳しく

リースバックの買い戻しとは、一度マイホームを売って、一定の期間賃貸として借り、資金ができた時に再度買い戻して自分の所有物にする事です。

買い戻しの契約は、売買契約と同時に行います。買い戻しの価格は、あらかじめ決めておく業者とそうでない業者があるので、その点もきちんと確認しておきましょう。

 

優良なリースバックを探せるサービス

モトキさん
良い条件のリースバックを探すためには、複数社の見積もりを比べる必要があります。

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まとめ

  • 大和ハウスのリースバックは法人向けのサービス
  • マイホーム向けのリースバックは選択肢が増えている
  • リースバックを選ぶときは価格と契約内容をきちんと比べましょう

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